TOPへ戻る ひとつ前へ戻る

技術資料
複層ガラスのニュートンリング > 技術資料TOPへ

複層ガラスは2枚のガラスをスペーサーを介して一定間隔に保ち周辺を封着し製造されますが、その構造上、温度や気圧の変化により2枚のガラスが凹にたわみ、寸法によっては2枚のガラスの中央部が接触することがあります。この時、ニュートンリング(虹色の干渉環)が見られることがあります。
複層ガラスのニュートンリング
半径の大きい球面レンズを平板ガラスの上に置いた時に生じる現象で、干渉縞と同じ原理ですが、ニュートンリングの場合はリング状に干渉縞が発生します。

これは、2枚のガラスが緩やかにたわんで接触している中央部周辺は、半径の大きい球面のガラスが空気層を持って背中合わせに接している状態で、太陽光や照明光が入射した時、接近したガラス面で反射される光は、光格差が波長の整数倍に相当する所では暗く見え、逆に半波長の整数倍に相当する所では明るくなり、暗いリングと明るいリングが交互に見えることになります。

対策
ガラス面積が大きくなると内圧の変化によってガラス中央部のたわみも大きくなり、2枚のガラスが接触しやすくなりますので、ガラス面積が4u以上の寸法の場合は、中空層12ミリを採用願います。
前のページへ次のページへ


TOPへ戻る ひとつ前へ戻る