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技術資料
複層ガラスの干渉縞 > 技術資料TOPへ

複層ガラスは2枚のガラスをスペーサーを介して一定間隔に保ち周辺を封着し製造されますが、その2枚のガラスの板厚が極めて近い場合に、稀に可視光のある波長の光が強められて、干渉縞として観察されることがあります。

原因は、一般に「光学干渉作用」と呼ばれている現象です。複層ガラスに入射した光線は、様々な経路をたどります。

複層ガラスの干渉縞



このとき、2枚のガラスの板厚差が可視光の波長(0.38〜0.78μm)よりはるかに大きければ干渉縞は見えにくくなります。しかし、2枚のガラスが透明、同厚の場合は、ある角度で見ると干渉縞が観察される可能性があります。

また、再現試験においては2枚のガラス表面の平面性で発生する場合も確認されており、この場合は2枚目のガラス厚さに無関係に発生します。

このように、再現試験では透明ガラス同士の組み合せの場合には、干渉縞が観察される可能性があります。


対策
干渉縞は自然現象であり、避けられない旨を事前に説明しておく必要があります。
室内外2枚のガラスを異品種または異厚で構成すると干渉縞は観察されにくくなります。
透明、同厚構成の場合が一番観察されやすくなります。
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